Corporate 2019.12.09

BEENOS人事にインタビュー! BEENOSの人事評価基準について聞きました

BEENOSグループでは、新人事評価制度を2019年4月より導入しました。
未来のBEENOSを創っていく次世代の人材を育成するため、評価制度をグループで統一し、個々の目標と評価をグループの中で明確にしました。

17社のグループ会社で10以上の国籍の人材が働く当社の評価基準について、本人事制度を設計した執行役員・人事担当の笠松にインタビューを行いました。

 

 

今回の人事評価制度で変わった点は何ですか?

笠松―今回の評価制度で大きく変更したポイントは二点。①これまで個社毎だったものをグループ内で統一、②評価制度の評価項目等をオープンにしました。
軸になった考え方としては、どんな人にBEENOSグループで働いてほしいか、当社のキャリアを通してどういう人材になってほしいかです。それらを行動評価や立ち振る舞い、仕事の進め方まで考え、落とし込んだものになっています。
新評価制度は、かなりオープンです。目標設定シートをみればどういう評価を受けたのかもオープン、一目瞭然です。

■実際私も、評価シートの格納場所を見て、こんなにもオープンなのかと驚きましたが、同時に自身の目標への責任が一層湧きました。

笠松―給与テーブルもオープンにしました。今回、評価制度を刷新した目的の一つは、社員にキャリアイメージを持ってもらうことです。働いている社員が志望するキャリアが他の部署にあれば、事業会社を超えて異動を行うことも検討できるため、グループ内で統一した評価項目にしています。

 

なぜ人事評価制度を変えたのですか?

BEENOS人事、笠松
笠松―これまでの私たちの弱み、人材を育成するということを考えたとき、評価制度の改善がポイントだと感じました。そもそもIT業界自体、人材育成は一つの課題であると言われています。理由としては、あらゆる面において変化のスピードがものすごく早い。同じやり方を繰り返しても思うような結果は出にくく、過去の実績から継承できるものが少ないのではないでしょうか。
また、当社も20周年を迎え、長期的な人材との向き合い方を本気で考える時期が来ました。ならば、人事としては「制度」で補おうと。人事として行うべきサポートや制度の改変というのは、社員の成長意欲を阻害しないようにするためのものだと思っています。

私は新卒でもうすぐ10年を迎えますが、グループ事業を横断して様々な経験をさせてもらいました。一方で、従業員からあがる声の中には育成への課題感がありました。
特に育成が必要だと考えるスキルは、部下との向き合い方やモチベート方法といったマネジメントと統計的でロジカルな考え方です。
私は人事の仕事にマーケティング担当時の経験も活かすことができていると考えていますが、データを重視する仕事の取り組み方がもっとたくさんの従業員も実践できればよいなと思っています。

 

 

当社グループで働いてほしい人材についても教えてください。どんな方でしょうか?

BEENOS人事、笠松
笠松― 一言で言うと、「自立和尊」を体現している人です。私たちは目標を達成するために、周りや誰かに流されたり依存したり、周りのせいにしたりせず、物事に向き合って「自立」しながら、敬意をもって周りの人と接し、協力や理解を図る「和尊」の気持ちを常に持っている人を求めています。
自立和尊を実現するための要素の一つに、「オープントーク」があります。仲良しな集団になることを目的としているわけではないので、事業と互いの成長のために本音で言う。言わないことが優しさではない、という考え方です。また、自立というのは、自分で学ぶということだとも思います。自分が置かれている状況と、求められている能力とのギャップをどうやって埋めるかというのは、ビジネスマンにとって必要な思考ではないでしょうか。そういうことができる人と一緒に働きたいです。

採用基準も定めて社員にも公開しています。ミスマッチほどつらいものはないので。
我々は、常に自分より優秀な人に入社していただきたいです。この人がいたら会社は大きく、見たことのない景色が見れる、と思える方々を採用していきたいと思っています。

 

 

 

それでは、最後に、BEENOSグループにはどのような人が合うと思いますか?

BEENOS人事、笠松
笠松―3つキーワードがあります。①ポジティブ、②好奇心旺盛、③本質的な優秀さ、つまり突破力。
私自身が感じているBEENOSの良さは、意思と能力がある人には、基本的には何でもやらせてもらえることです。そういう人は、きっとめちゃくちゃ気持ちよく仕事ができる。

また、事業はアップサイド、ダウンサイドの両面があるので、ポジティブに出来る人でないとチャレンジの多当社には向きません。好奇心は前に進む力でポジティブさは事業の波を乗り越える力だと思います。さらに、変化の激しいこの業界で生き残るためには、個々の本質的な優秀さで現状を見定め、課題を解決する突破力も必要だと考えています。

このインタビューを読んでいる方の中には、当社で働くことを考えている方もいらっしゃるのではないかと思います。BEENOSは機会を与えてくれる場所です、一緒に当社で働くことを楽しみにしています。 
 

以上、笠松へのインタビューでした!

BEENOSは今後も働きがいのある環境づくりを推進し、社員とともに世の中の可能性を拡げる事業創造に挑戦し続けてまいります。