Business 2023.11.02

新卒で立ち上げ期の事業部に配属、Groobee事業で過ごした1年半を振り返る 新卒×新規事業キャリア

 2022年4月に新卒で入社し、当時立ち上げ期だったBEENOS Entertainment(以下BET)に配属された野々部さん。EC構築サービス「Groobee」ディレクターとして事業の成長を支えてきました。インタビューの中で、『想像していたよりも自分自身がこの1年半で変わった。』と話した野々部さんですが、その背景には事業成長のために自分のできることを考え、取り組んだ日々がありました。”泥臭い”情熱をもって取り組むBETの立ち上げ期、新規事業のリアルとは?新卒が過ごした日々に迫ります。


実態を伴う「挑戦できる会社」で、新規事業に携わりたいと思いBEENOSへ


―就活でBEENOSを選考したのはなぜですか?

野々部:学生時代は柔道に始まりサッカー、ラクロスとスポーツをやっていて、仕事にはスポーツくらい熱中したいなと考えていました。人気どころの商社など様々な業界を見ていましたが、自分で事業を作る方向が良いと考え、IT業界を軸に就活をしていました。
 


―中でも入社する決め手になったことは何だったんですか?

野々部:軸に置いていたのは熱中できるか、新規事業を自分で作っていくことが出来るかという点だったのでそれを叶えられる会社だったことがポイントの1点です。イベントでお会いした人事の方や、他のBEENOS社員の方のお人柄を見ても働きやすそうな会社だと感じたことをきっかけに選考に進み、そこでいろんな人とお話をしたうえで自分が想像しているBEENOSと実際に働いている人たちの間のギャップが少ないと感じたことがもう一つのポイントでした。 
 
 

立ち上げ期のBEENOS Entertainmentに、新卒で配属。
新規事業の最初の印象は「泥臭い」


―その後、当時新規事業の立ち上げ期真っ只中であるBEENOS Entertainment(以降、BET)に配属されたんですよね。新卒入社後すぐに新規事業とは、濃密な時間なんだろう、と私もずっと気になっていました。だから、本日はそんな日々について伺いたくてインタビューさせていただいています(笑)。まずは、配属当初の印象を教えてください

野々部:正直に言って、新規事業は思っている以上に泥臭いことをしているんだな、と。IT企業はさぞ仕事を効率的にやっているんだろうというイメージが勝手に先行していたのですが、それこそ新規事業なので(笑)。ふたを開けてみるとアナログと仕組みで解決していることが多いなと感じました。働く人のスタンスも慎重に物事を進めるというよりも、事業成長のために全速力でダッシュしているような勢いと情熱がありました。


―配属当初と現在ではどのように業務は変化しましたか

野々部:
僕の業務はディレクター職で基本的には業務内容は基本は変わらないのですが、幅や量は広がりましたね。人員も増えていますが、増えた人数に比例せずに業務の量と幅は拡大しています。そのほかでは社内でECを運用する以外のところで業務効率化の動きが出てきましたね。会社をよくするための動きが出てきたことも変化の一つです。

 
 

新規事業ならではの非連続な成長を超えて


―現在までの間で、ご自身の心情の変化などもあったんじゃないですか。

野々部:
新卒1年目まではただただ、仕事を楽しいと感じていました(笑)。2年目になってからは社内で配置転換もあり、ありがたいことに担当の仕事がたくさんできたんですね。キャパシティから見ると多いかもしれないとは感じましたが、そういうこともあるかなという感じで。


―BETは立ち上げ期で新規事業ならではの非連続な成長の中、カオスな時期もあったんじゃないですか?話していて思うんですけど、あれ、本当に2年目ですか?と。落ち着いているというか(笑)。事業ファーストの目線や自分がやるんだ、という意思も感じます。

野々部:
それはあるかもしれないです。当時は思ったよりハードでした(笑)。でも、そのうえで自分は何をやろうかと立ち返って考えていたので、振り返ると、逆にやりやすい状況とも言えました。


―Groobee事業をやっていての面白みや、楽しさはどんな点ですか?

野々部:
ECを代理で運用するという代理店の動きなので、いろんなアーティストやアニメなど様々なコンテンツを扱ううえでこのアーティストはこういう事務所がこういう風に運営しているんだ、というように仕組みを知ることが出来るのがおもしろいです。事業的な面では今はGroobeeはぐんぐん伸びているフェーズで、そういうスピード感の中でキャパを増やし仕事の幅を広げるということをみんなが試行錯誤しながら動いているのが組織全体としていい状態だと感じていて、こういった部分もおもしろいなと思っています。


―仕事をする上でのミッションをどのように掲げているのですか?

野々部:Groobeeはまだまだこれからだと思うので、流通を伸ばして事業自体を大きくすることがトップにあります。そこに向けて各々の役割を持ってやっていくのがミッションだと思います。個人的には新卒で若い僕が若さや体力、新しい考えを組織の中で活かしていくことを意識したい。組織の中でどう発揮して事業成長に繋げられるかをミッションとして持っておきたいです。
 
 

想像していたよりも自分自身がこの1年半で変わった。


―目線がちゃんと事業を見据えていて、そこからぶれていないんですね。事業や会社の状況に合わせて、自分が活躍できるように意識してスタンスを変えたタイミングもあったんじゃないですか?

野々部:最初に配属されたころからスタンスはあまり変わっていません。最初から意識していたのは僕は若者で新卒1年目なので正直なんにもできない。どこで周りの人に勝とうかと思うと体力、若さ、素直さの部分だと思うんです。あとはこつこつ頑張ることを意識してまだずっと続けています。僕は運よくそのやりかたがたまたま仕事内容にフィットしたんです。

―振り返ると、最初の配属はBETでよかったと思いますか?

野々部:最初はグローバル事業を主眼にしていたのでエンタメのことは知らなかったんです。でもふたを開けてみたらすごく良かったんです。事業フェーズ的に今はゴリゴリやっていく段階ですごくおもしろいです。あとは働きやすい人が多いので、BETで配属で良かったと思います。

―入社前に想像していたところと今の自分のギャップはありますか?

野々部:
想像していたよりも自分自身がこの1年半で変わったと思っています。最初は1年半は短いと考えていて、できることもそんなに増えないと思っていたんです。実際は思っている以上にやること、やらなくてはいけないことがあってやりたいことも増えました。1年半はあっという間でしたね。思っていたよりもゴリゴリ仕事をしています。仕事を頑張りたいと思って社会人になりましたが、想定よりも頑張っている気がしますね(笑)。


―BETへの配属は成長できると思いますか?

野々部:できると思います。本人にこうしたいという意思があって、自分がどうしたいのかある程度リソースを割いて動くことが出来れば成長できると思います。

―BETにどんな方に入社して頂きたいですか

野々部:若くて経験を持っている人に入ってほしいですね。僕たちよりは少し上の世代で経験値を持っている人の背中を見ながら仕事が出来ればより成長できるのでは、と思っています。
 
―これからどんな仕事をしていきたいですか

野々部:
僕は今の業務を楽しく感じていて好きなんです。なので、より自分のキャパを広げていきたいです。もう一つは入社時の希望でもあった新しい事業を作ることに積極的にかかわりたいと思っています。エンタメの中で新しくできることなどを考えて実行していけたらと思います。

―エンターテインメントDivisionは、今期もさらに、楽しみですね。ありがとうございました。