サステナビリティ Sustainability

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BEENOSは「資源の効率的使用」「気候変動への対策」「アジア地域の発展」などの8つのマテリアリティ(重要課題)の解決に取り組むことにより、当社が持続可能な社会の姿であると考える「明日への希望を持てる社会」の実現を目指します。

当社は創業以来、BEENOSの商号に込めた「ミツバチ」のように世界中の人・モノ・情報をつなぎ、国内外に物流や情報の循環を創出し、グローバルな流通や市場の拡大への貢献に努めてきました。それによって成長による明日への希望を持てる社会の実現を目指して、事業を成長させてまいりました。
国境を越えて商品を提供する「グローバルコマース事業」は、当社の中核事業として大きく成長し、現在では国内最大級のサービスとして多くのパートナー企業様の海外販売をサポートしています。

現在、世界には環境問題をはじめとして人権、貧困など解決すべき様々な社会課題が山積しています。当社においても、流通の拡大に伴って発生する環境負荷への対策は、重要な課題であると捉えています。
こうした問題の解決や持続可能な社会の実現は、しばしば資本主義に基づく企業活動と対峙するものとして議論される事があります。しかし当社は事業を拡大していく過程で、独自の専門性や得意分野を有した世界中のパートナー企業様との連携や相互の信頼によって、成長を続けてきた経験があります。
この経験から持続可能な社会の実現には、価値の対立ではなく各企業がそれぞれの専門領域において専門性を高め、それを相互に活かしあうパートナーシップやネットワークを強化し、全てのステークホルダーとの信頼関係によって、成長と課題解決を目指すことが重要だと確信しています。

当社は「明日への希望を持てる社会」がサステナブルな社会であり、希望は変化と成長の可能性に対する期待によって生まれると考えています。
経済的な成長可能性への期待、現在世界が抱える問題がより良い状況へ変化するであろうという期待、全ての人がその両方を持てる社会が、持続可能な社会ではないでしょうか。

BEENOSは、上場企業として社会から求められる責任、そして事業活動に伴って生まれる課題と向き合います。そしてこれらの諸要素を対立項として捉えるのではなく、当社につながる全てのステークホルダーのみなさまと協調していくことで、持続可能な社会を実現してまいります。

当社のマテリアリティ一覧

課題の特定プロセス

1. 課題の洗い出し
グローバルに活用されている様々なフレームワークを参考に、54のテーマに整理しました。
2. 課題の絞り込み
54のテーマから、より当社に関連の深いテーマをスコアリングにより選定し13のテーマに絞り込みました。
3.ステークホルダーへのヒアリング
社員、株主などステークホルダーへのヒアリングやアンケートによって13のテーマのうち8つをマテリアリティ(重要課題)候補としました。
4. 課題の特定と承認
8つのマテリアリティが、2022年1月27日開催の取締役会にて承認されました。
5. 各マテリアリティの現状把握
各マテリアリティについて、現状の把握・測定を進め、適宜その内容について開示を行います。
6. 目標の設定と開示
各マテリアリティに対して目標を定め、アクションを設定します。
7. アクションと進捗の開示
アクションの内容や、進捗状況は適宜HPなどを通じて開示します。

当社の推進体制について

BEENOSのサステナビリティ推進体制